行政書士の髙木です。
今日のニュースで、中国人に在留資格を取得させるために偽装結婚を斡旋したとして、警視庁組織犯罪対策1課が、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で、新聞配達員の男を逮捕したとの報道がありました。
こういったニュース、後を絶ちませんね。。。
偽装結婚を斡旋していたとされる容疑者は被疑事実を認め「金が欲しかった」と話しており、「他にも何人か新聞配達員を斡旋した」と供述していることなどから、同容疑者は大阪や東京都内などの複数の新聞販売所を転々としながら独身の配達員に声をかけるなど、配達員仲間ばかりを狙って偽装結婚の斡旋を繰り返していたとみられており、とても悪質です。
逮捕容疑は、平成25年3月に、元新聞配達員の男性(60)と中国籍の女性(35)(いずれもすでに同罪で逮捕・起訴)の虚偽の婚姻届を横浜市西区役所に提出したとされるものですが、他にも、虚偽の婚姻届を横浜市保土ヶ谷区に提出したとして別の元同僚の新聞配達員の男性(38)と中国籍の女性(21)が逮捕された件で、この2人も同容疑者に斡旋されており、中国籍の女性は「本当の結婚」と否認しているものの、同居もしておらず、新聞配達員の男性が容疑を認めていることから、同様に日本の中長期在留資格が目的であったとみられ、余罪を含め、厳しく追及されるべきと思います。
斡旋していた男と虚偽の婚姻届出を提出した元同僚の新聞配達員は、中国籍の女性から70万円を受け取って配分したとのことですが、目先の利益に目が眩んで、自身の人生にとって取り返しのつかないことをしてしまったことに気付いているのでしょうか。あまりにも浅はかであると言わざるを得ません。
こういったことが続くことによって、国際結婚に真摯に向き合っている方々が謂れのない偏見や色眼鏡で見られ、少なからず入国管理局の審査に影響を及ぼすことが残念でなりません。
申請取次行政書士は、外国人に関する行政手続の専門家です。申請取次行政書士登録以来、各種申請業務に関わっています。入国管理局におふたりの真剣な想い、交際の実績をしっかりと伝えましょう。
真摯に国際結婚を考えている方、是非、ご相談ください。
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